老齢年金のお知らせは報酬比例部分が引き上げ中の方へ送付しているが…

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マニアックなはがきの通知、老齢年金のお知らせ

60歳から年金を受給できる方が、60歳到達の3か月間に年金の請求書が送付されることをターンアラウンドの裁定請求書とも呼びます。

現在、特別支給の老齢厚生年金は支給開始年齢を引き上げ中でして、徐々に60歳から支給開始とはならなくなってきています。

繰上げ支給2

上の図をご覧になっていただくと分かりますが、昭和28年4月2日以降の生まれの男性ですと、61歳からの支給となります。

定額部分は既に65歳まで引きあがっていて、報酬比例部分は、61歳からとなると、60歳の到達の3か月まえには、年金請求書は届きません。

一方で、年金と言うのは、60歳から繰上げ支給を請求できます。

つまり、本人に対して何も連絡をしないと60歳時点の繰上げ支給の機会を逸してしまう。

それでは、受給権者に不利益だ、ということで新たに「老齢年金のお知らせ」の発送を日本年金機構が始めたわけです。

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上のはがきが日本年金機構のHPに掲示されていたサンプルです。

60歳から年金を受給できる人⇒ターンアラウンドの請求書

61歳以降から年金を受給できる人⇒老齢年金のお知らせ

という整理になります。

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老齢年金のお知らせは本当に必要?

老齢年金のお知らせは、60歳到達の3か月前に送付されるわけですが、実は、59歳時点で、ねんきん定期便が届きます。

ねんきん定期便は毎年、誕生月には届くのですが、35歳、45歳、59歳という節目年齢と呼ばれる年齢においては、詳細な資料が届きます。

そこには、

ねんきん定期便
年金加入履歴
国民年金保険料の納付状況
厚生年金の標準報酬月額
年金加入記録回答票
制度のリーフレット
返信用封筒

と盛りだくさんの資料が入っています。

これまで加入した国民年金と厚生年金の加入月数や、年金の見込み額、これまで納めた保険料の合計額が分かります。

一方で、老齢年金のお知らせは、「このお知らせは、平成12年の法律改正により老齢厚生年金の受給開始年齢が61歳以降になる方に、現時点での加入期間と年金見込額をお知らせするものです」とあります。

一応、繰上げ支給をアピールするものらしいのですが、はがきサイズと言う記載できる量の制限もあるとはいえ、59歳時点のねんきん定期便と何が違うのか理解しづらいところです。

税金の無駄ともいえましょう。

通知の名称から、内容を推測しにくいのが、年金関連の通知書の問題点です。

年金相談を行う場合には、面倒でも通知が何のために発送されているのか丁寧に押さえておきたいところです。

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