30代後半で未経験の仕事への転職はしない方が良い理由

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30代後半になってからの転職はハイリスクローリターン

今の仕事が嫌で転職を考えたことがない、と言う人はほとんどいないと思います。

今やアベノミクス効果で景気も上向き、労働市場も売り手市場と言われていますから、転職をするならば今のうちか、と考えている方もいらっしゃるかもしれません。

転職エージェントとして、リクナビNEXT、リクルートエージェント、パソナキャリアなど大手どころがありますが、転職を希望する方でにぎわっていることでしょう。

しかしながら、転職市場も景気に左右されますし、30代で転職となると、日本においては不利な要素がたくさん出てきます。

端的に言ってしまうと、年収が下がるからです。

日本においては、転職回数に比例して、年収が下がる傾向があるのです。

40歳の場合は、
転職回数0回 平均年収731万。
転職回数1回 平均年収697万。
転職回数2回 平均年収618万。
転職回数3回 平均年収580万。
(雇用の常識「本当に見えるウソ」(海老原嗣生著 ちくま文庫 2012から)。

こういったデータを無視してまで、安易に転職はおすすめできません。

また、景気が悪くなったときに真っ先に首を切られるのは、ハイパフォーマンスを発揮しているのならば別でしょうが、まず、外様としてやってきた転職者である確率も高いのです。

日本は35歳を過ぎたら若者扱いでなくなる

ハローワークに行ったことがある方なら分かると思いますが、若者の定義は34歳以下になっています。

35歳以上は、高齢者扱いといっても過言ではありません。

若いというのは、それだけで武器になるのですが、その若いうちにどれだけ自分の価値を高められるかが、転職において大事になってくるかは言うまでもありません。

仮に、転職先を選ばずにとりあえず行けるところへ行ってしまえとなった場合、年収も社会的地位も大幅にダウンすることを覚悟しなければなりません。

日本においては、昔から20代の頃は数回の転職を繰り返すが、30代までに定年まで勤め上げる会社を見つけてそこでサラリーマン人生を全うする、という傾向があります。

これは、昔からずっと変わらない傾向で、現在もその傾向は変わっていません(詳細は、終身雇用が崩壊なんてウソはデータを見れば一目瞭然!の記事をご確認ください)。

30代までに終の棲家を見つけるべきであって、30代後半から転職活動はナンセンスなのです。

30代後半で会社においてなすべきこと

学校を出て、10数年勤め上げたような方であれば、今の会社を安易に変えるべきではありません。

パワハラ、過労死などあるようなブラック企業であれば転職もやむを得ないかもしれませんが、その会社を10数年勤め上げられるのであれば、そこそこ自分にフィットしているのだと解するべきです。

20代新卒で、入社間もないころであれば別として、10数年勤め上げたのであれば、その会社で積み上げた財産を活用すべきです。

30代後半で転職したいとお考えの方に言えるのは、「まず、転職しない」ことです。

今持っているキャリアの継続が一番であり、そのキャリアをいかに活用すべきかに注力すべきです。

30代後半で未経験の仕事への転職することは、それまでの貯金を放棄することと同じことなのです。

高山樗牛の言葉にも、「己の立てるところを深く掘れ、そこには必ず泉あらん。」とあります。

今の職場でなくてはならない人材に成長することこそが、解決への近道なのです。

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